肩こり~まず原因究明、もまずに治す~
■まず原因究明、もまずに治す
「先生、これ何とかしてください」
悲しそうな声で訴えるのは税理士のGさんです。
見ると頚がほとんど真横に曲がっています。
「どうしたの、寝ちがい?」
ちがう、ちがうと手で否定しながらGさんがいうには、
仕事が忙しくて肩がこったので、昨晩奥さんに肩をもませたらだんだんおかしくなってきて、
一晩でこのありさまだというのです。
肩こりは頚から肩にかけていろいろな筋肉が、
緊張しすぎて固くなったり、反対に弛張して正常な収縮ができなくなるために起こります。
筋肉の緊張が極端に起こると、
Gさんのように頚の動きがまったく制限されてしまうこともよくあります。
肩こりの原因には筋肉独自の問題のほかに脊椎のずれ、
ストレス、姿勢の異常、むち打ち症などの外傷の後遺症、
内臓疾患からの影響などがあげられます。
カイロプラクティックではまず最初にそれらの原因を調べて、
もし筋肉が正常に収縮、弛緩できない状態のときは、
筋肉のなかにある調節ポイントを処理したり、
筋膜の収縮が原因であればこれを伸長させることにより、
筋肉の状態を正常化させます。
またそのほかの原因で脊椎に
サブラクセーションが起きていれば、
それの除去と原因に対して処置をおこないます。
●肩がこらないようにするのがカイロ
じっさいにはいろいろな要素が複合して起きているばあいがおおいのですが、
カイロプラクティックではこった肩の筋肉をもむことはせず、
その原因を除去して肩こりが二度とおこらないようにしようとします。
症状を引き起こしている原因をさがしだして、
それを処理するというカイロプラクティックの全体根本療法がここでも発揮されるわけです。
Gさんのように肩こりが起ると、すぐにもんだりたたいたりする人がいますが、
そうすることにより肩こりを起している筋肉のセンサーが逆にはれてしまいます。
そのけっかとしていわゆるもみ返しが起り、
次の日にはより以上に筋肉が収縮してしまったり弛緩してしまうのです。
(日本カイロプラクティックアカデミー/カイロ物語5より引用)



